4月10日(月)春の夜の「ものがたり小料理屋 まんまる第4回」が開催されました。
本イベントは、大塚メンバー西村さん主催の企画。
西村さんが女将となって、愛情たっぷりのお料理、お手製ドリンク、デザートを提供してくれる、「1日限りの」小料理屋です。
このイベントの醍醐味は、「食べる」+「語り」がセットであること。
西村さんの本業は、本の編集さん。コトバを生業としているからこそできる企画です。
しくみ
・ものがたりシート
完全予約制で、限定2名。
女将の西村さんと45分間お話をします。将来のこと、今の仕事のこと、今思ったこと、感じたことなど、テーマも一切ありません。こころが、からだが、話したがっていることをぽつぽつと語る時間を、女将とシェアします。
その後、「今日のお話に、もしタイトルを付けるとしたら…」を考え、ビビッときた色の画用紙にそのタイトルを書き込みます。
この45分で偶然生まれた「ものがたり」そんな出会いもまた素敵。
・なごみかたりフロア
こちらは、一切予約不要。
お食事には1枚「なごみがたりカード」が付いてきます。ここには、何かしらのお話のネタが書いており、参加者はそれをネタに対話も良し、自由にみんなで語るも良し。出入り自由のゆるーい語り場です。
今回のなごみかたりフロアでは、アイヌにルーツのもつRYOZAN PARKメンバーのウタエさんが、
「わたしは、国連でアイヌについての提言をする!」という未来の夢を3回くらい語りました笑。
まだ登壇することも、何も決まっていません。けれど彼女はすでに、アイヌ語でのスピーチを練習していて、私たちは本当に彼女が国連で話すかもしれない、貴重なスピーチを一足先に聞いちゃいました。
夢の実現、がんばれ!ウタエさん!
女将の西村さんよりコメント
それぞれの「自分のものがたり」を、 表現する場として作った「小料理屋まんまる」。
1対1でお話を聞く「ものがたりシート」では、 最後に今日の話のタイトルをつけていただくのですが、
毎回思いがけないことばが引き出されて、 それぞれの方のイメージ・世界の豊かさに驚愕します。
みなさんで歓談する、19時からの「なごみフロア」は それぞれのものがたりが重なり合い、回を追うごとに柔らかく、和やかな雰囲気になってきました。
自己を語り出すことで、ひとを受け入れる底力がつくのでしょうか。 初めての方もするりと受け入れる度量。
そっとしておく思いやり。 女将はじんわり感動しながら、お皿を洗います。
その時節の身体もよろこぶようにと、お料理・飲み物は、 季節のお野菜を中心に創作しております。
次回、第5回まんまるは、6月26日月曜日夕方の予定です。