外国人の先生達は子ども達からこんな質問をされることがあります。そこで、先生は肌の色の違いをテーマにしたレッスンを考えました。先生は、懐中電灯の光で色紙を透かしてみたり、絵の具で色を作ったりしながら、国の位置によって気候が違うこと、赤道に近いと紫外線から肌を守るメラニンが多くなること、メラニンは黒色だから肌の色が濃くなることを伝えました。
自分の肌や目、髪の色にも注目して、それぞれの色を作って自分の顔を作るアクティビティもやりました。このレッスンを通して、子ども達は「どうして肌の色が違うのか」を自然に理解することができました。
リョーザンパークプリスクールの先生達は、子ども達からでた疑問やクラスルームで起きたできごとをもとにレッスンを考えることがよくあります。英語を学ぶだけでなく、お互いを理解し、尊敬し合う学びも大切にしています。いつもは日本語の幼稚園に通っている子ども達も、アフタースクールクラブに参加することで世界の人々や環境問題、様々な国の文化にふれる機会があります。子ども達の世界を広げるきっかけを作りたいと考えています。